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陸上無線講座担当講師 遠藤衛先生

資格

  • 理学博士
  • 第一級陸上無線技術士
  • 第一級総合無線通信士
  • 第一級アマチュア無線技士

経歴

  • 1972年 理学博士取得
  • 1970年?1974年 米国コロンビア大学留学
  • 1974年 サントリー株式会社に研究員として入社
  • 1989年 海洋バイオテクノロジー研究所に移籍
  • 1992年?2005年 東海大学講師
  • 2008年? パラオ共和国大使館上級アドバイザー

講師から皆さんへ

資格試験の最新動向
第一級アマチュア無線技士は、アマチュア無線技士の最高位の資格で、有資格者は約2万6千人ですが、最近とられた試験の緩和措置によって、今後の増加が期待されています。
アマチュア無線の資格試験は、一級でも有資格者の最年少記録は小学上級生であることからもわかるように、一級から四級まで誰でもチャレンジできるレベルに設定されています。
学習のポイント
試験科目は、一級二級は電気通信術、電波法規、無線工学の三科目です。
三級四級は電波法規と無線工学の2科目です。
以前は、電気通信術として、実技試験が課せら電気通信術は、かなり緩和されていて、欧文1分間25字の速度の受信のみの試験です。この速度は、非常にゆっくりとしたもので、短期間の学習でもクリアすることができます。また、電気通信術のみに合格した場合、次の試験から科目免除されます。
電波法規の問題は、国際法規も含まれますが、出題される部分はかなり限定されています。過去問を解きながら、テキストの条文にチェックを入れるという方法でクリアできます。
無線工学は、複素数を扱う問題があり、上級資格であることをうかがわせますが、新出問題はそう多くは出題されません。過去問の代表的なものを詳細に解説しつつ、正解を示すのみではなく、解法の解説に重点を置いたこの講座によって、新問にも対応できる即戦力を養うことができます。
講師よりひとこと
無線従事者の活躍できる職場は、テレビ、ラジオの放送局、官公庁、警察、自衛隊、消防署、空港管制などわかりやすいもののほか、社会活動のあらゆる分野に存在しています。
私自身、パラオ共和国大使館で技術顧問をしていますが、現在多くの発展途上国で携帯電話システムの構築と維持、放送局の整備、空港設備などのインフラ整備が求められています。無線従事者を含む多くの日本人技術者が現地に派遣され、このような任務に当たっていることを直接見ています。
情報化社会のさらなる発展により、無線従事者の活躍の場はさらに拡がっていくものと思います。皆さんが、これらの講座の中から必要とされる資格の免許を取得され、明日のIT社会でご活躍されるよう祈念いたします。

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